9月のある朝

 9月になっても暑い日々が続いていますが、今朝は心なしか風が涼しく、空を見ると雲が穏やかな形をしていました。夏の雲とは形状が違います。虫の音も、セミからコオロギに、トンボが飛び交っています。私も子どもたちと同じく裸足で芝の上を歩くと、なんと気持ち良い心地でしょう足の裏のチクチクした感触が体中に浸透し細胞が動き出し、エネルギーが沸き立つようでした。

子どもたちは日陰を探して、上手に遊び場をみつけてあそんでいます。自分の居場所を自分でみつけてあそぶ姿、素敵です。

ぼんやり白く浮かんでいる月をゆびさして、何やら盛り上がっています。赤組(年少)さんらしい可愛い会話でした。

こちらは、ごっこ遊びに夢中です。

遊具は、暑くても人気です。

トンボが芝生の上を元気に飛び交っていました。写真に収めたかったけれどなかなかうまく撮れません。私の思いを汲んでくれた二人が一生懸命トンボを捕まえようと格闘してくれています。とっても頼もしかったです。「ありがとう!」

 ツリーハウスの木が大きな実をつけています。何とも魅力的などんぐりの木です。子どもたちはどんぐりの収穫を心待ちにしています。

 暑い中、ポーチュラカとジニアが花壇に彩を添えてくれています。

 畑では青組(年長)さんが野菜の収穫。でっかいオクラを収穫していましたよ。

こちらは黄組(年中)さんの畑で獲れたナスとピーマンです。

でっかいピーマンとナスが育ったのには、理由があるんです。

子どもたちがスコップで、プランターの土を混ぜています。

 SDGsの取り組みで、堆肥づくりをしています。野菜の切れ端をせっせと埋めて、ミミズに土を耕してもらってふかふかの堆肥ができました。ミミズとダンゴムシは野菜のくずを小さく切り刻んでくれるそうです。おまけに糞は上質の栄養分になるそうです。子どもたちは体験を通して学んでいます。

 作った堆肥を、スコップを使ってお布団のように優しく根っこにかけてあげています。堆肥のおかげで、立派な野菜が育っています。

 青組さんが白く浮かんだお月様を指さして、お月様のお話をしてくれました。(ずっと上の方にぼんやり月が浮かんでいます)

「お月様が、ずっとついてくるんよ。私が走るとお月様も走って追いかけてくるし、跳んだらお月様も跳ぶんよ」とっても楽しそうに教えてくれました。なんとも可愛いお話です。

 早速担任にお月様の話をしたら、「昨日、お月様の絵本を読んだんです。」との事でした。

なるほど。絵本での体験が早速実際の体験に結びついた素晴らしい経験です。

「子どもって本当に素敵だな!!」と嬉しい朝のスタートでした。

Author: wpmaster

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