毎年恒例の劇団公演。今年度はすぎのこ巡回劇場です。
演目は『みにくいアヒルのこ』(短編) 『金のおの銀のおの』(長編)
すぎのこさんは歴史のある劇団さんで、我が園とは平成8年からの長いお付き合いです。
劇団風の子さんと交互でお願いしています。
『みにくいアヒルの子』は様々な視点から考えさせられる、とてもメッセージ性の高い作品ですが、子どもたちに向けるお話なので、重くならないように可愛いらしい雰囲気で、最後にほっこりできるできる作品に仕上がっていました。
子どもたちはかぶりつきで見入っていました。さすがプロのわざです。
続いての演目は『金のおの銀のおの』。正直者と嘘つきの掛け合いをコミカルに描きつつ、嘘をついたことへの反省が道徳的に伝わるように脚色しましたとありました。自分の欲望のためだったり、自己防衛でつい嘘をついてしまうこともあるかと思います。人形劇を通して嘘をつく事、正直でいることを客観視できる良い機会だったように思います。
リアリティーがあり場面がとても美しかったです。上映時間は30分以上でなかなかの力作でした。大人でも思わず引き込まれてしまうほどです。
上演の後、ふれあう時間をとって下さいました。
黄、青組さんは一緒に記念撮影をしました。
本物に出会う素敵な時間でした。
「すぎのこさんありがとうございました。」